せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

自分を責めるのはやめよう

うつ病になんかなってしまって、

会社の仲間に迷惑をかけてしまった、

休職なんかしてしまって家族に合わせる顔がない、

なんで自分はこんなに弱い人間なんだろう、

なんてダメなやつなんだ。」

私もうつで最も苦しんでいたとき、そんな思い込みで、

ずっと自分を責めていました。

 

自分の価値の喪失

うつについて理解がなかったのもありますが、

自分がうつになるなんて考えたこともなかったですし、

働いて家族を養っている、仕事を通じて

会社に貢献しているという意識だけが、

アイデンティティだったため、一気に自分の価値が

なくなってしまったと思い込んでいました。

そのため、自分の価値を見出せずに自分を責め、

「このまま消えてしまえたらいいのに」

と思っていました。

 

うつの症状も治まってきた今なら分かります。

思い込むことで自分を苦しめていたと。

 

休むことが仕事だと主治医の先生には言われていました。

言われたとおり休もう、苦しまずに穏やかに

過ごしたいと思っていても自分を責めてしまう思い込みが、

頭をはなれませんでした。

うつの自分を受け入れることができませんでした。

今までの価値観では、自分は「無価値」に

なってしまいますから。

 

でも、それでは苦しいままなんですよね。

 

ありのままの自分の価値を認める

今の自分でもいいんだと考えることができるように

なったとき、うつの自分を受け入れることができました。

 

  • 自分の価値は自分で決めること
  • 他人と比較しないこと
  • 根拠など気にせずに自分には価値があると認めてあげること

 

今はそう考えられるようになったことで、

自分を責めて苦しまなくなりました。

価値感を変えることは簡単ではないかもしれません。

それでも、自分が幸せになれるように、

苦しまなくていいようになりませんか。

そのために、少しずつできることをしていきましょう。