せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

自分の中の想像の他人

認知が歪んでいたころ、何かをしようとするときに

他人にどう思われるかをとても気にしていました。

自分の想像上の他人の目を気にしたり、

批判されることを恐れて自分にブレーキをかけてしまう。

 

今思えばなんの根拠もないただの思い込みだったのに。

悪いイメージばかりを思い浮かべて、それを確実に迎える未来だと

強く印象づけてしまっていました。

だから、少しでもそのイメージに近い出来事が起こると

予想の根拠としてこじつけて余計に自分を縛る理由を

より強くしてしまう。

 

そうすることで余計に行動することを躊躇させ、

行動することにさらにエネルギーを必要としてしまう

状態を生み出していたように思います。

 

その状態を抜け出すのは簡単ではなかった。

少しずつ自分の中の思い込みを否定し続けたことがその一つ。

他人にどう悪く思われるという思考を少しずつ矯正していけたのだと思います。

 

認知の歪みは習慣やクセと同じようなものだと思っています。

意識して続けていれば徐々に変えられるものです。

 

それでも一番大切なのは他人を気にしすぎないこと。

ある程度の配慮は必要ですが、

自分の今の最善をつくしたのならそれを後悔しないことだと

思っています。

 

 

 

 

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