せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

失敗があたりまえ、失敗から学ぶという考え方

認知の歪みのせいで失敗が怖くて仕方がなかった。

上司に仕事を確認してもらうときの指摘を受けることすら「できてない」ことだと考えてしまっていた。

 

できていない自分がどうしようもなく感じてしまって、

できないと価値がない、できるようにならないと自分がダメなことが証明されてしまうというふうに思い込んでしまっていた。

そんな状態が長く続くと何をするにも失敗が怖くなって、

何をするにも失敗に対する不安や迷いがわいてきてしまう。

 

何が正解か分からなくなって、

行動をするのにとてつもなくメンタルに負担がかかるようになった。

 

不安や迷いで頭がいっぱいになって行動を起こすのにメンタルのブレーキがかかってしまう。

そんな状態で行動をするためにはメンタルのブレーキを超えるだけのパワーが必要になる。

 

だから余計に心が疲弊してしまう。

認知の歪みで行動した結果も全て失敗と捉えてしまって、

さらにうつの深みにはまっていく。

 

原因は失敗を恐れてしまうこと。

自分がなぜ失敗することに怖さを感じているのかを探して理由を知る必要がある。

そして、失敗は怖いことという認知の歪みを解消していくことです。

 

できないことは失敗することがあたりまえのはず、

失敗から学ぶのは当然のことだという考えをあらためて理解すること。

小さな失敗を経験することで、次にどうしたら失敗しないかという気づきが生まれるはず。

もう一度、あたりまえを思い出して、認知の歪みの失敗を恐れてしまう"錯覚"を消していく。