失敗を前提として
完璧主義が行き過ぎるとチャレンジすることができなくなってしまう。
失敗が怖くなって一歩を踏み出せなくなってしまう。
自分の中で失敗ができないという意識があると
不安や迷いがでてきてしまうことで躊躇が生まれる。
そうすると簡単なことですら、思い切らないと行動を起こせなくなってしまう。
うつから認知の歪みで不安が大きくなっていたとき、
何をするにも失敗に対する不安や怖さを感じていた。
失敗することで他人の中の自分への評価が下がることが
怖くて仕方がなかった。
結局、うつの症状が作り出していた思い込み、妄想だったけれど、
当時の自分の中ではそれが判断基準のほとんどを占めていたから
他人に自分の仕事を見せることや判断を仰ぐことが怖くて仕方がなかった。
見せることで評価されてしまう。
当時の自分の中では批評を聞くことで、
批判されている→できていない自分が目の当たりになる→自分に価値がないことが証明されてしまう
という思考が展開されていた。
これでは失敗は許されないし、
失敗を恐れて行動を起こせなくなってしまうのは当たり前だった。
失敗しないことは無理だということ。
失敗から学んでいくことが当たり前のはずなのに
それが許容できないと何もできないし、学びもなくなってしまう。
失敗の経験をイヤなこと、つらいこととしか捉えられないと
学ぶことができない。
イヤなこと、つらかったことかもしれないからこそ、
本当は貴重な経験として多くの気づきを得て
次の機会にいかせるものにすべきだと思う。
ムダな経験で終わらせないために。
「間違ってもいいからとりあえずやってみよう」という意識でいられるとストレスを感じにくくなりました。
— せう (@BlameCeu) 2021年6月9日
うつの危険信号として、体調や不安感、頭の回転が落ちて簡単な計算ができなくなるなどがありますが、
行動を起こすときに失敗が怖くて尻込みを感じてきたらというのもひとつの目安ですかね。