せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

怠けていると責めてない?

うつが回復期になると身体症状は軽くなってくるため

徐々に身体は動かせるようになってきます。

ですが、おっくう感がしつこく残り続けてやる気が

出ないという状態が続いたり、やる気が出ていたのに

急に動くのがおっくうに感じる日があったりと

身体は元気なはずなのに動く気が起きないという

症状がでる傾向があります。

 

怠けているだけなんじゃないか

身体は元気なのにやる気が出ないと、自分が怠けて

いるだけなんではないかと自己嫌悪におちいって

しまいがちです。

やる気が出ないのはそういううつの症状です。

わたしも症状だと理解していても、自分が怠けて

いるという風に感じてしまいます。

 

やる気がでなくなる「興味または喜びの喪失」

この症状は、以前と比べて何事にも興味や関心がもてなくなってしまいます。たとえば、今まで楽しみにしていたテレビ番組をみてもつまらない、楽しくないと感じる、テレビをみる気も起きない。

ごろごろしていたとしても、「なまけ」ではない

何もする気がなくなると、患者さんは家で寝ている、ごろごろしているだけになりがちです。とてもつらい思いで横になっていることが多いのですが、周りの人は「なぜこの人は何もしないのか」などと、“なまけ”と考えてしまいがちで、しかってしまうことがあります。ただ、しかることで患者さんに心理的なストレスがかかり、病気が悪くなってしまう可能性があります。「この状態はなまけているのではなく、休みが必要なときなんだ」、ととらえることがポイントです。

うつ病のこころの症状 より

 

焦らず休むことが大事

身体症状がなくなりやる気だけがない状態に

なっているということは治ってきている証拠です。

この状態になるまでにも時間はかかったはず、

やる気がでない症状が治るのにも時間が必要です。

焦りから

「なんでやる気が出ないのか」

「怠けているだけなんじゃないか」

と自分を責めてしまうのは逆効果です。

焦らずじっくり治していきましょう。

うつが重い時期から比べれば良くなっているはずです。

もう少し自分を許してゆっくり休むことで

うつを寛解させましょう。