自分や誰かを責めるのではなく現状を受け入れて今だけに意識を集中する
うつで休職していたときはいつもつらさを感じていました。
ひとりでいるときは休職している現状を意識してしまい、
罪悪感や挫折感、将来に対する絶望感を感じていました。
家族といるときは特に妻の顔色をうかがってしまっていました。
身体的な症状で朝動くことができず寝ている姿を見て
イライラしている妻といっしょにいることや
妻から小言や嫌味を言われるのが苦痛でしたし、
休職しているという現状を余計に意識してしまって
勝手に早くなんとかしたいというプレッシャーを感じてしまっていました。
日内変動で夕方からは少しずつ動けるようになってきたこともあり、できる範囲のことをしていましたが、
妻にとっては仕事で疲れて帰ってきて、ほとんど家事もしない私を見ているとどうしてもイライラがつのってしまっていたのでしょう。
今思えば当然だと思います。
当時の私は自分の苦しさでキャパシティーがいっぱいで相手がどう感じているかや、相手の事情まで察する心の余裕がなかった。
あの状態では仕方がないとも思います。
今だから分かりますが、本当はきっと誰も悪くはないんです。
そういう状況だったから仕方がなかった。
自分自身や理解してくれない相手を責めてしまいがちですが、
誰のせいでもない。
そういう考えを続けても苦しい記憶を繰り返し思い返して自分が苦しいだけですし、
せっかく療養するために休職していたのに全く休養が取れていなかった。
それでは治らないです。
症状が好転しだしたのは、しっかり薬を飲んでいたのもありますが、
苦しい記憶を思い出したり、自分や誰かを責めたりすることをやめてからだと思います。
急に意識を変えたり、全く考えなくすることは無理です。
でも、少しずつ別の何かをして自分を苦しめる時間を減らしていきました。
そうすることで徐々に症状が改善していったように思います。
自分が楽になれるかどうか。
判断力や感覚が鈍って自分でも自分の感情が分からないときもあります。
でも、鈍った感覚をもう一度思い出すように
自分の心の感覚を思い出していきましょう。
それが療養になるのだと思います。
自分に余裕がないと周囲に目を向けたり、気遣ったりはできない😔
— せう@うつ再復職中 (@BlameCeu) 2020年5月1日
うつのときは自責と不安で他人の気持ちを慮る余裕なんてなかったし、他人に目が行くときはツライ自分の状況を理解してもらえないことに対する不満や自分がどう見られるかだった。
多分、本人が一番どうにかしたいと思ってるんだよ。