せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

カラダが動かない、もうダメだ -休職を決めるまで-

休職前の状態と休職を決意するまでの記録を残して

おきたいと思います。

 

休職を決断するまで

休職の2週間前のある日、

あまりの頭痛、倦怠感とおっくう感、憂うつ感に

襲われて朝布団から起き上がれませんでした。

 

それまで、ずっと調子が良くないと思っていた

体調が急に悪くなりました。

無理を押して会社に行っていたストレスが

限界にきたのか、起き上がることすら

つらい状態でした。

 

前の週に上司との面談で体調の悪さを相談した

ばかりでした。

自分でもこんなに急に動けなくなるとは思って

もいませんでした。

その日はほとんど布団から出れずに、

ただひたすら横になって休んでいました。

翌日になれば体調が良くなることを祈って。

 

翌日も体調は悪いままでした。

症状は昨日と同じ。

わたしはうつが再発してしまったのだと思い、

重い身体を引きずるようにして病院に行きました。

先生に症状を伝え、うつが再発したのではないかと

不安を訴えましたが、抗不安薬を処方されるだけで

体調を改善する方法はありません。

 

翌週の月曜日休むわけにはいかないと、

言うことの聞かない身体にムチ打ってなんとか

2日間出勤し、乗り切りましたが、

水曜から3日続けて、布団から起き上がれなく

なってしまいました。

 

週末に病院へ行き、体調と処方された薬の効き具合を

先生に相談しました。

体調が改善していないこと、会社に行けていないこと、

薬の効果を感じないことを訴えました。

先生はそのような状態であれば、休職することも

考えるべきだが、どうしたいかを聞かれました。

わたしの中ではまだ休職に踏み切る決断ができて

いませんでした。

去年うつで休職を経て3ヶ月でなんとか復職し、

一年間頑張ってきて、また再度休職してしまうことを

どうしても諦めきれなかったのだと思います。

先週処方してもらった薬の効果がでることを期待

しつつ、休職はしないと答えました。

 

翌週、体調は改善されず、その週は一日も出勤

できず週末を迎えてしまいました。

結局は休職の決断を先送りにしただけでした。

週末にまた病院へ行き、これ以上決断を先送りに

しても会社に迷惑をかけてしまうのと、

自分自身もつらいだけであることから、

先生のすすめにしたがって休職を受け入れました。

 

週明けに午後から会社へ行き、会社へ休職の相談を

しました。

上司は先週の時点でわたしの仕事を

他のメンバーに割り振ってくれており、

事前に体調が悪いことを相談していたため、

手を打ってくれていました。

気がかりだった自分の仕事がどうにかなることが

わかり、少しだけほっとしました。

同僚たちへ仕事の引き継ぎと休職のお詫びをして

帰りました。

そして、2度目の休職をすることになりました。

2度目の休職となった悔しさと情けなさで

泣きたい気分でしたが、涙は出ませんでした。