せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

もっと気楽に生きるには

うつで2回目の休職をして半年、ようやく復職の

目処がたったとき、いつかまた再発させてしまうのでは

という不安が拭えませんでした。

うつについて自分なりに勉強し、再発率の高さや

症状、傾向などを知ることで余計に復職に対する不安が

強くなってしまいました。

復職が怖いというよりも、また再発させて休職し、

同じような思いをすることが怖かった。

働けない屈辱感や自分が無価値だと感じてしまう絶望感、

希死念慮に飲まれてしまうのはもうごめんです。

 

自分を内相し、内面と向き合った中で自分の中の感じ方や

物事の捉え方、意識を変えなければ根本的な

解決にはならないと思い、自分の中にはないアイデア

外部に求めました。

 

幸い復職リハビリ中だったので、

図書館で哲学者や心理学の本などを読み漁りました。

そんな時に出会ったのがアルフレッド・アドラーの「嫌われる勇気」でした。

 

自分が他人からどう見えているかに囚われていた

自分のあり方を見直すキッカケになった本です。

これが万人の答えだとは思いませんが、

少なからず、うつを寛解させて幸せを感じて生きるためには

うつになった自分から考え方、感じ方を変える必要があると

感じています。

他人を軸にして生きるのではなく、

自分を軸にして生きることで、今までよりも遥かに

生きやすくなると思っています。

 

急には変われないのは当然です。

少しずつ少しずつ変わっていくためのキッカケに

出来ればいい。

そう思っています。

うつなどの精神疾患で苦しんでいる人たち

みんながもっと楽に生きられたらいい。

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

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生きるために大切なこと

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