せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

無理をしないようにするには

復職して一年。

ここ1ヶ月、体調を崩すようになってきてしまいました。

気づかないうちにムリを重ねてたんだと思います。

復職後半年は役割も多くなく、

自分のペースで仕事ができていた気がします。

今思えば、復職直後ということで配慮されていた

というのはあったんでしょう。

残業もしていましたが、

自分でコントロールできる範囲だったから

余裕があったのだと思います。

 

4月から配慮がなくなり役割も増えました。

期待もあったのかもしれません。

でも、それに応えられるだけのエネルギーがなかった。

自分の裁量でできる仕事から

多くの人を巻き込んでの調整ごとが大幅に増えてから

徐々にストレスをためてしまいうつを再発させてしまった気がします。

 

直感で感じたことは正しかった

4月に自分の役割の説明を受けたときに感覚的に

「役割が多いな」

と感じました。

そのときはやってみなければわからない、

期待されているなら応えたいと考えて、

何も言わずに飲み込んでしまいました。

やはり、直感というのは正しかったように思います。

ムリはするべきではなかった。

 

最初に確実にできる範囲に抑えるべきだった

言うなら最初に

「ちょっと自分には荷が重いです」

と言うべきでした。

 

最初に合意した範囲で役割が決まってしまうから

後からできないとなると評価も下がるし、

迷惑もかかる。

誰も得をしない結果になってしまいます。

うつになってプライドは捨てたつもりだったけど

まだ捨てきれていなかった、自分をよく見せようという

エゴが残っていたように思います。

 

できないと自分から言うには勇気がいる

自分から言いだすのには勇気がいりますよね。

役割を与える側からすると

「できるだろう」

と思って振っているわけですから、

それに対してできないということは負けを認めるようで

わたしはとても抵抗を感じてしまいます。

 

そんなのは勝手な期待であって、

応えなければならない理由はないはずなのに。

むしろ、最初に自分の気持ちを擦り合わせることで

納得して仕事をできるだろうと分かってはいるのです。

そう頭ではわかっていても行動にうつせない。

それが一番つらいところです。

 

その一歩を踏み出せるようになれるかで

自分を変えられるかどうかが変わってくるように思います。

少しずつ自分を良い方向に変えていきたい。

自分でもできると信じられるようになりたいですね。

 

わたしのこの経験が誰かの参考になれば嬉しいです。