せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

気持ちがいいという感覚を探ってみよう

うつと診断されたとき休養が必要だと言われました。

でも、どうすることが休養になるのかわからなかった。

 

何もやる気が湧かず、何より倦怠感と自責の念で

動けずずっと苦しいままでした。

最初は薬を飲んで寝ていることしかできなかった。

徐々に薬が効いてきて症状が軽くなってきたら

自分の興味が湧くこと、やりたいと思ったことを

やるのがいいと思います。

でも、そんなもの思いつかないという人は

自分の感覚に耳を澄ますことをしてみよう。

「気持ちがいい」

という感覚を思い出そう。

やっているときに気持ちがいいと感じることが、

心を休めて養生になることだと思います。

 

 

手が届いて、頑張らなくてもやれることを

ちょっとだけ試してみる。

そうやって気持ちがいいことを探してみましょう。

気持ちがいいことをしていると意識を ’今' に

持ってこれます。

余計な考えにとらわれて苦しむことを止めることが

できるようになるはずです。

 

今、ここ、に意識を集中して気持ちがいいこと

をすることが、心を養生するのに大切なことだと

思います。

 

 

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