せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

セルフイメージを高めよう -心のブレーキを外そう-

他人からの評価が自分の価値基準になっていませんか。

わたしもうつで休職する前はそれがあたり前になっていました。

疑問すら持たなかった。

 

漠然とした閉塞感に息が詰まりそうな感覚がありましたが、

なぜ、苦しいのかが分からなかった。

 

うつで休職してはじめて自分を見つめなおせる余裕と時間が持てた。

本を読み、ネットでうつについて調べ、自分の意識のとらえ方を考え、

同じ経験をした人に会って話をし、気がついた。

生き生きしている人たちと自分の違い。

自分は本当にやりたいことをしているか。

好きでもないことをイヤイヤやっていないか。

他人によく思われたい、好かれたい、評価されたいということが

自分の価値になっていないか。

自分が感じていた苦しさの理由がこれなんじゃないか。

 

自分の中に価値基準を持てていなかった。

他人にどう思われるかが基準になっているから

自分に価値を感じられずに苦しさを感じてしまう。

 

自分を許そう

今の自分に対して感じている無力感、劣等感を認めて許してあげよう。

自分はなにもできないと思っていませんか?

そんなことはありません。

自分でできていないことに注目をしてしまっているだけです。

ネガティブなことばかりに意識が行ってしまって、

失敗やイヤな体験を何度も自分の中で

リプレイしていませんか。

イヤな気分を何度も味わって、自分を苦しめてもよいことなどありません。

自分を許してあげて忘れてあげてください。

 

セルフイメージを高めよう

価値基準が自分の中にないと、

自分の評価が他人まかせになってしまう。

だから、評価されていないと感じると

自分の価値が低くなる。

セルフイメージが低く、自分の理想像とのギャップで

余計に自分の価値を信じられなくなる。

 

どんな小さなことでもいいから、その日できたことを挙げてみてください。

あたり前でもできている、がんばったことがあるはずです。

できないことを数えるのをやめて

できたことを数えることをしましょう。

そうした小さな積み重ねでセルフイメージを

高めていくことができるはずです。

 

セルフイメージが高まれば自然と自信を

持てるようになるはず。

そうなることで今まで何かをしようとするときに

感じていた不安や迷いといった躊躇がなくなる。

心のブレーキがかからなくなるのだと思います。

自分自身を現状に縛りつけていた心の鎖がほどければ、

もっと楽になれる、自由に生きやすくなると思います。

 

わたし自身もまだセルフイメージを高めている途中ですが、

自分にもできると信じています。