せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

うつで苦しい、休みたいのに休めない・・・休職のすすめ

うつの症状で苦しいのに

まだ頑張っているあなた。

そんなに苦しいのにいつまで頑張るの?

 

頭では休んだ方がいい、休みたいと思っていても休めない。

自分がやらなきゃ、

みんなに迷惑がかかる、

休んだりしたら自分はもうダメになってしまう

そんな風に考えてませんか。

わたしもうつと診断され、休職する前は

ずっとそう考えて自分を追い込んでしまっていました。

 

苦しくて仕方がないのに自分から休むという

選択が出来ずに限界まではたらき続けてうつをこじらせてしまいました。

 

もう限界、こんな症状が出てない?

カラダが鉛のように感じる倦怠感

頭痛、下痢、食欲がなく食べれない

不眠症、やっと寝れたと思ったら夜中に目が覚めてしまう

強い不安感、おっくう感、ゆううつ感

自信の喪失、仕事に集中できず、

簡単な判断も迷ってしまい決断に時間がかかってしまう

記憶力の低下

興味、意欲がわかない

何をやっても楽しいと感じない

 

 

いくつもの身体的症状に加えて、心理的な症状で

まともに仕事ができる状態ではありませんでした。

今思えば、本当にこの状態でよく耐えてたと思います。

 

もし、あなたが上記のような症状を自覚していたら、

もうそれは限界が近い証拠です。

今すぐ病院へ行きましょう。

 

病院へ行こう

心療内科や精神科は一般人は行かないものだ、

そんなところへ行くようになったら、

自分は社会人失格だ。

そんなこと考えてませんか?

わたしはそういう思い込みを持っていましたし、

実際にそのせいで診察してもらった病院に

通院するのをやめてしまい、うつを悪化させてしまいました。

 

うつは脳の病気です。

あなたの精神的な弱さや甘えが原因ではないんです。

 

例えば、足を骨折してるのに

自力で歩けないと社会人失格だと思いますか?

治るまでギブスで固めて骨がくっつくまで

休みますよね。

それと同じなんですよ。

偏見や思い込みでそう考えてしまっているんです。

病気は医者や薬に頼るのが自然だし、

それがあたりまえだと思ったほうが気が楽じゃないですか。

ただでさえ苦しいのに

余計なことを考えすぎてストレス抱えるのは

つらくなるだけですよ。

 

心療内科や精神科は普通の病院と何がちがうの?

心療内科や精神科と聞くと

普通の病院と違って行きづらさを感じますか?

ぶっちゃけ、あんまり変わらないです。

風邪をひいて体調を崩したら内科に行きますよね。

心療内科や精神科もかわりません。

受付も患者さんも内科ととくに変わりませんし、

診察で先生に症状を話すのも同じです。

原因がウィルスかストレスかの違いだけです。

イメージだけで行きにくさを感じているだけだと思います。

 

休職のすすめ

診察のときに実際の症状を話し、

専門家の知識と経験で診断を下してくれます。

先生にもよるのかもしれませんが、

おそらく自分から仕事がもう限界だと伝えないと

うつと診断されても薬を処方されるだけで

休職しなさいとまでは言ってくれないと思います。

正直にもう限界だと伝えましょう。

一発で診断書を書いてくれます。

 

それを持って会社に行き、人事を通して休職の手続きをすればいいんです。

わたしの場合は、休職時の説明を

人事の人から受けて、

次の日から休みました。

すごくあっさり休めてしまってちょっと拍子抜けしたくらいです。

でも、休職でキャリアが終わってしまったという絶望感

(わたしの場合、キズがついてどうにかなるようなキャリアでもなかったですが)

とか、

逆に休めることになった安堵を感じてました。

 

今は復職して働いていますが、

この時休むという判断をしてよかったと思います。

無理をしていたら本当に限界がきて倒れたときに

さらに復帰に時間がかかっていたと思います。

 

自分から休むと言うのに対抗がある?

経験者や医者に相談しましょう

自分から休職を切り出すのは勇気がいると思います。

わたしは身近に全く同じ境遇で体調を崩し、

休職した人がいたので、すがる思いでその人に相談し、

さらに会社の産業医に身体的症状と精神的症状を

話して相談しました。

 

だいたい、自覚症状がでていたら休んだ方がいい

その方が早く復帰できるからと言われると思います。

実際その通りだと思います。

無理してつらいのを長引かせるのははっきり言ってムダです。

 

仕事が心配ですか?

仕事も誰か別の人がやるのでなんとかなるもんです。

自分だけができる仕事なんて

それなりの規模の会社なら、ないんですよ。

絶対に他の人があたってなんとかなってしまうものです。

だから、あなたはまず休んで病気を治すことに専念すればいいんです。

 

正直言って相談してる時点で自分の中では

「休みたい」という想いがありました。

誰かに

「休んだ方がいい」

と背中を押してもらいたかったんです。

うつになる人は自分を追い込みすぎて、

視野が狭くなってしまい、

自分から休職の判断を下すのが難しいと思います。

そんなときに専門家や経験者の意見を聞けると

心が少し楽になるし、冷静になれます。

休職の選択肢も相談することで自分の中で

具体的なものとして、イメージできるようになりました。

 

まとめ

  1. 自覚症状があったら限界が近い
  2. うつは脳の病気、甘えや弱さの問題じゃない
  3. 心療内科や精神科は普通の病院と大して変わらない
  4. 病院に対抗があるなら会社の産業医や身近なうつ経験者に相談してみる
  5. 医者に限界であることを伝え、診断書を書いてもらう
  6. 無理せず早めに休んだ方が復帰も早くなる

 

こんなところでしょうか。

休職したらまずはしっかり薬を飲んで休みましょう。

焦ってもどうにもなりませんから、

薬飲んで寝てればいいんです。

次第に

「なにかしようかな・・・」 

と思うようになってきます。

そうしたら、興味がわいたことや楽しそうなことを

やってみること、

本やマンガ、TV、ドラマ、アニメ、なんでもいいんです。

回復してきた証拠だと思います。

 

まず、はしっかり休むこと!

これが一番重要です。