新しい価値観を取り入れよう
うつで休職し、2回目の復職をしたとき
"今までのやり方ではダメだ"
"何か今までの自分になかったものを取り入れなければ"
という思いがありました。
2回の休職でまた再発させてしまうという不安が
拭えませんでしたし、復帰直後で周囲の目を意識していまい
恐怖感や焦りがあったのだと思います。
月並みですが、本に答えを求めました。
今の価値観とは違うものを得るには外部から
持ってくることしか思いつきませんでしたし、
そんな重い話を他人とする心理的なゆとりはなかったからです。
ちょうどリハビリ出社で仕事は出来なかったため
会社にいる時間をどうやって過ごすのかを考えると
本に集中することは周囲の目が気になってビクビクしながら
過ごしていた当時の自分にとっては余計なことを
考えないようにすることは理に叶っていたと思います。
まず何を読むべきかと悩んでいろいろと手を出しましたが、
特にこれは良かったと思えるものは
- アドラー心理学
-
哲学
- ファクトフルネス
です。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)【ギフトカバー版】
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/12/05
- メディア: 単行本
アドラー心理学
アドラー心理学の考え方はすごく気持ちが楽になりました。
実践することは難しいですが、少しずつ試して
考え方を変えていくのは非常に効果的だと思います。
哲学書
昔の哲学者たちの言葉もよいと思います。
やっぱり古典は昔のものが今も残っているのには理由がありますね。
いいものでないと残らない。
昔の人も同じようなことに悩んでいたのだと思うと
余計に共感できました。
ファクトフルネス
名前から難しそうな印象を受けますが、
ようは事実に注目して、事実でない思い込みや
イメージから受ける影響を排除して、
世の中を正しく見ようという内容です。
うつも自分の思い込みによって影響を受けているという
意味では同じことだと思います。
こういった本を読んで少しずつ思考を矯正して
認知の歪みを治し、徐々に他人の目を恐れることが
なくなっていったように思います。
これが全ての人に当てはまることはないかもしれません。
でも、試行錯誤しながら自分に合ったものを探していくことが
寛解して再発させることなく過ごしていくために
重要なことだと思います。