せうのうつリハビリ社会復帰ブログ

うつ病で倒れた会社員の復職体験記

心に余裕がないと休めない

うつで心も身体も疲弊しきっているときは

休養が必要だと言われます。

本当の意味で休むことができていますか。

身体を休めることはできます。

何もせずに寝ていることはできますから。

実際に症状がひどいときは布団から動けない状態でした。

薬を飲んで寝ているだけ。

そんな日をしばらく過ごしていると徐々に倦怠感は

軽くなっていき、身体は動くようになります。

でも、希死念慮、罪悪感、焦燥感に苛まれ続けます。

こればかりは寝ているだけでは改善しないと感じました。

ただ身体を休めるだけでは心が休まっていないから。

横になって休んでいても、早く治さなきゃ、

ゴロゴロしているだけで何もできないと

焦りや罪悪感、無力感の考えが頭をぐるぐる

巡ってしまう。

そんな状態では休めていないのも当然です。

 

脳と心を休めるにはそんな思考を止めなければ。

何もしていないとどうしても考えてしまいます。

なんでもいい、少しでもやりたいと感じたこと、

意欲が出てきたことに手をつけてみることです。

やりたいことをやっている間は余計なことを

考えないようになります。

初めから長時間やろうとしない。

少しの時間でいい。

少しずつ自分の心を脳を苦しめる思考をやめて

休ませてあげる時間を作ってあげられるように

すること。

それが、うつを良くするために大切なことだと思っています。