次も失敗するかも?過去の結果はもう関係ない
失敗続きで自信を失ってしまうと、
今までの「失敗したという過去の事象」にとらわれて
次も失敗する、うまく行きっこない、自分はダメだ、
という極論で自分を苦しめてしまう。
無意識に過去の事象から失敗だけを探し出して
極論の根拠にします。
それによってさらに思い込みを強くしてしまい、
小さなつまずきも全て失敗と捉えるように認知が
歪んでいきます。
そうなってしまうとどんどん自分を過小評価して
できていたことですら失敗に対する恐れから
足をすくませ、できなくなってしまいます。
自分自身の評価に見合った成果しか出せないように
自分で自分にリミッターをかけてしまう。
思い込みの力が悪い方向に強力に働いてしまいます。
逆に考えればその思い込みをよい方向に転換できれば、
好循環を生み出せるのかもしれない。
つらく苦しい状況を変えるのに必要なことは
ほんの少しのきっかけがあればいいのかもしれない。
悪いことだけを見つける認知の歪みを変えよう。
その思い込みは症状であなたのせいじゃない。
治そう。
きっと治せる。
過去がどうだったとしても明日も同じとは限らない。
過去からの悪い連鎖を断ち切って、
よい連鎖を生み出すこともできるはず。
昨日と全く同じ日はない。
目に見えなくても良くなっているよ。
成長しているんだよ。
きっと大丈夫だと信じてみよう。
過去からの連鎖を断ち切ろう。
— アドラー心理学サロン(アドサロ) (@AdlerSalon) 2019年3月2日
人の心は、無意識に過去の自分と整合性を合わせようとする性質があります。
過去の自分と比較して相対的に過剰だと判断してしまうと、恐怖から足を踏み出せなくなります。
何の価値も無いこの連鎖を断ち切れないと、今と同じようにしか生きられなくなってしまいます。
- 作者: デビッド・D・バーンズ,野村総一郎,夏苅郁子,山岡功一,小池梨花
- 出版社/メーカー: 星和書店
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